ジローのヨーロッパ考・3rd

EUの情報を中心に綴ります。

デンマーク(Denmark 🇩🇰): Danish COVID-19 aid

2021年5月4日(Tue.)15:45UP  :   インドに対してデンマークは手を差し伸べました。" Denmark is not big, but great! " と言った方がいらっしゃいますが、正にその通りだと思います。(ニュースソース: CPH POST ONLINE  5月3日発 )

<原文の一部>

Danish COVID-19 aid bound for India

 

Denmark dispatching respirators and funds to help Indian authorities tackle desperate pandemic situation

(抜粋)デンマークからの支援がインドに向かいます。

デンマークは、壮絶な状態にあるインドに、人工呼吸器送付と資金援助を行います。

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India needs all the help it can get (photo: Ganesh Dhamodkar)

May 3rd, 2021 9:39 am| by Christian W

India is currently in the midst of one of the world’s worst waves of COVID-19, with hospitals and crematoriums unable to keep up with the immense number of ill and dead.

Due to these developments, the government has announced it will send 53 respirators to help treat patients and 1 million euros to help the Indian chapter of the Red Cross tackle the challenges.

 
 
 

“It’s shocking to hear about the sad situation in India,” said the development minister, Flemming Møller Mortensen.

“With the contribution to the Indian Red Cross, Denmark will help to support ambulance services, procure protection equipment and curb misinformation about the illness. These are key efforts relating to fighting the pandemic.”

Out of control

The 53 COPAC Boaray 5000D respirators come from the Capital Region and will be transported to India by the Defence Ministry.

The government estimates that sending the respirators to India will not encumber the Danish health services. 

For the past two weeks, India has recorded at least 200,000 new COVID-19 cases every day.

On April 27, the more than 360,000 cases was the highest ever recorded in a day by a single country.

(注: 原文を流し読みして下さい。 人工呼吸器は53台、100万ユーロの資金援助を行います。また、インドの感染拡大状況は日本でも報じられています。)

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日本も確かな考えとスタンスでもって、常に望ましい意見を世界に発信し、敗戦国として、そして戦争放棄した平和国家として、また、世界で唯一の被爆国として、多くの戦死者や犠牲者に誓って、二度と悲惨な戦争は行わないとする考えで平和憲法を守って欲しいものです。自衛隊を明記するなどと言うゴマカシ理由で改憲に走ってはなりません。あの緊急事態条項の危うさを見逃してはなりません。安部の虚言癖を忘れてはなりません。

さらに言うならば、各種のアンケート結果が報じられますが、あの数値のゴマカシにも気づかねばなりません。また、かつてのスターリン時代の情報操作やデッチ上げ裁判等の事実も忘れてはなりません。不正に関わった連中は、後になって、自分たちも被害者だったと言ったのです。権力の暴走を絶対に許してはならないのです。無実の人々が大勢犠牲になっています。

今は、コロナ蔓延に苦しむ日本は、コロナを収束させる為に最大限の努力をすべきで、火事場泥棒的に、改憲の準備等を進めることは国民に対する背信行為と言えます。そんな自民党公明党維新、そして、国民民主(正に、化けの皮が剥がれている、ニセの野党)等の暴走を許してはなりません。

さらに、この状況下で五輪開催はムリです。それよりも、ワクチン接種や開発・生産等に全てのリソースを投入すべきです。これらを軽視する政党は、すべからく日本から排除すべきと考えます。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。

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アイルランド(Ireland 🇮🇪): Local lockdowns cannot be ruled out going forward

2021年5月3日(Mon.)16:00UP  :   アイルランドの規制は再び厳しさを増す方向にあるようです。(ニュースソース: The Liberal.ie  5月2日発 )

<原文の一部>

Covid-19: Local lockdowns cannot be ruled out going forward, according to Government

(抜粋)今後、ローカル・ロックダウンが除外されることはありません。

Local lockdowns cannot be ruled out going forward, according to Government.

The comments make specific reference to border counties, where coronavirus transmission rates remain stubbornly high.

 

Lockdown conditions are planned to be eased over the next few weeks, but a return to stricter measures might happen again in the not-too-distant future across Ireland.

(抜粋)ロックダウンはこの先の数週間で緩和される予定でしたが、アイルランド全域に関し、それほど遠くない将来、規制強化に再び戻ることになるでしょう。(注: 原文を読み流して下さい。)

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アイルランドで何が起きているのでしょうか、新規感染者数が増える傾向が続いているようです。ワクチン接種が急がれます。

ところで話題を日本に転じますが、最近、政治家や自治体首長等の会見などを良く見ますが、共通した特徴を感じています。多くは、能面のような顔つきで、表情を悟られまいとしてあたかも平静を取り繕ったような不自然な顔つきです。まるで何事もなかったかのように装い、スピーチを続けるのです。しかし、その不自然さに強い違和感を覚えるのは私一人だけではないでしょう。

そして、もう一人、愛知県を舞台にして行われたリコールに関する署名偽造事件の首謀者の一人田中氏(元維新所属)です。彼は、リコール事務局長として幹部を代表する一人だったのですが、当初から疑惑を完全否定していました。その時のインタビュー画像をハッキリ覚えていますが、目を大きく見開き、落ち着いた風を装いながら完全に関与を否定するのでした。状況からすれば、かなり怪しいことが疑われている中でのことでした。結局、5月3日の報道によると、不正を自ら指示したと認めたそうです。全く、こうした表情を繕う御仁・政治家への信頼は“ゼロ“です。列挙するならば、PMを筆頭に、西村(担当相)、加藤(官房)、小池(都)、吉村(府)の各氏は、そのような雰囲気をプンプン感じさせるのです。

だから、誰も言うことを聞かないのではないでしょうか。もっと、心に響く、共感を覚えるような表情で心底語りかけるような御仁はいないのでしょうか。(語りかける中身が最重要ではありますが)

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。

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アイルランド(Ireland 🇮🇪): Numbers go back up

2021年5月2日(Sun.)14:45UP  ;   アイルランドでの新規感染者数は上昇に転じてしまったのでしょうか。(ニュースソース: The Liberal.ie  5月1日発 )

<原文の一部>

BREAKING: Numbers go back up – Department of Health announce 3 deaths and 569 new cases of Covid-19 in the Republic of Ireland

The Department for Health has confirmed that 3 people have died from coronavirus today and 569 more cases of Covid-19 have been confirmed in the Republic of Ireland.

In an announcement made this evening the Department confirmed that there are currently 248,329 confirmed cases in the Republic of Ireland and a total 5,467 deaths.

 

The number of patients in ICU stands at 44.

(注: 原文を読み流して下さい。)

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他のサイトでの情報を加味すると、ここ二日間ほどの新規感染者数は上昇しています。ちなみにアイルランドでのワクチン接種率は27%を超えたところですので、まだまだ集団免疫獲得レベルではないのかも知れません。UKでの例を参考にするならば、40%ぐらいからはその効果が現れたのではないでしょうか。

一方で日本、まだワクチン接種率は2%+の段階でしょう。そして各地で緊急事態や防止措置等の宣言が出され、加えて新規感染者数も増加傾向にある中、ユルイ規制や意識の低下で感染は広がるばかりの様相を見せています。兎に角、ロックダウンをしなければ、自主的行動だけに依拠するのであれば、現実の状況は悪化の一途を辿るばかりです。

これは現政権(菅)及び前政権(安部)の失政によるものですし、合わせて、各自治体の首長(全てとは言いませんが)の無策・愚策による結果であろうと思います。

その上、大阪府を筆頭に関西圏では医療崩壊していますし、名古屋市もそれに近い状態に陥っていると思われます。首都圏も早晩類似の状態に陥る懸念があります。しかるに、五輪を予定通り開催することを目論む政権や組織委等の関係者は、海外からの新たなリスクや脅威を招き入れ、空前絶後の大災害を日本に持ち込もうとしているに等しいと考えます。どのような準備や対策をしたとしても限界があり、世界各国の感染状況が沈静化していない現状で各国からの人びと(選手団には随行員や報道陣等が加わる)を入国させれば、どこかでモレは生ずるもので、しかも、気が付いた時には“遅い“と言うのが今回のCOVID19の特徴でしょう。そのことを予測するのであれば、開催は延期。でなければ、中止しかありません。兎に角、現政権の判断に任せる限り国民は殺されます。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。

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アイルランド発(datelined Ireland): UK reports just under 2,400 new cases

2021年5月1日(Sat.)14:30UP :   UKでの新規感染者数は2,400人を切っていますが、これ以上にはなかなか下がらない印象があります。時々は1,700人とかが報じられますが。(ニュースソース: The Liberal.ie  4月30日発 )

<原文の一部>

Covid-19: UK reports just under 2,400 new cases of coronavirus over the past 24h

The UK has reported just under 2,400 new cases of coronavirus over the past 24h.

Official figures say that there have been 2,381 new infections confirmed in that period of time.

 

Health authorities have also announced 15 new Covid-19-related deaths.

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UKでのワクチン接種率等は、下記サイト( The Guardian )でも確認出来ます。

www.theguardian.com

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今やインド由来の二重変異株も世界各地に飛び火していますので、そちらへの備えも必須です。

関連して、EUのいくつかの国やUSはインドからの渡航を禁止する措置にしています(USは5月4日から)。こうした処置や防疫体制など、日本政府の判断・行動はことごとく遅いし鈍いと感じています。

いつもいつも“追従型“なのです。独自のスタンスや判断で、他の行動・言動を気にすることなく、あるべき姿を自ら打ち出すべきです。やはり、考え方がシッカリしていないのでしょう。核兵器廃絶に関する条約批准でもそうですし、脱原発についても煮え切らないどころかベースロード電源などと語って延命措置を採用している狂気ぶりです。一方、先日、TVを見ていたところ、あの悪名高き除草剤の“ラウンドアップ“のCMが流されていました。驚きと呆れるばかりです。EU等ではあの発癌性が問題とされているグリホサート成分を含むラウンドアップは使用禁止になっている筈です。仮に、ペンディング状態であったとしても、そのような危険性が疑われる除草剤を、家庭用と言えども国内での販売・使用は禁止するのが所轄省庁の責務でしょう。それを未だに放置する無責任ぶりに呆れます。同様にGMO関係に関しても十分な安全スタンスに基づいた判断・措置が取られているのでしょうか。兎に角、何に関しても遅い・オカシイ・・・等々の疑念が払拭出来ないのです。

今の自民党公明党の政権では、このような頼りない状態が続くことでしょう。これでは将来や子孫の時代に禍根を残すことになります。また、こうした問題が山積みであることをマスコミが伝え続ける必要があるのです、繰り返し・繰り返し・・・。

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アイルランド(Ireland 🇮🇪): ALL pubs will be allowed outdoor drinking

2021年4月30日(Fri.)15:30UP  :   アイルランドは、少し先が見えて来たようです。(ニュースソース: The Liberal.ie  4月29日発 )

<原文の一部>

Cheers! ALL pubs will be allowed outdoor drinking from June 7th

Time to get a few drinks, have a bit of craic and enjoy the summer.

The draconian lockdown madness is finally coming to an end and will see all services begin to resume early in May.

Along with shops, Mass, museums and hairdressers resuming, pubs both wet and gastro will be allowed outdoor drinking from June 7th.

It’s high time that Ireland sees some sort of normality return to society and is well overdue given that Ireland faced one of the worst lockdowns in the world.

(注: craic = ゲール語で“楽しい“)

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アイルランドでのロックダウンは5月初旬には終わりになる予定で、様々なサービスが再開される見込みです。また、パブなどでは屋外での飲酒が6月7日から可能になります。

このように状況が改善されて行くことを期待しています。ちなみに、アイルランドでのワクチン接種率は約29%のところに来ているようです。UKでの実例を見ていると、40%ぐらいになれば、明らかに新規感染者数が減少することが期待出来そうです。

日本でのワクチン接種率は2%前後の現状ですが、この5月のGW明けからの追い上げを期待したいところです。それにしても五輪開催の7月までに、一体、何%までを達成出来るのでしょうか?

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。

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アイルランド(Ireland 🇮🇪): just one dose of any mRNA vaccine

2021年4月29日(Thu.)12:00UP  :  こんな情報が出ました。さて、頭の隅に置いておいた方が良いと思います。そして、日本政府等がどのように扱うかも注視です。(ニュースソース: The Liberal.ie  4月27日発 )

<原文の一部>

Covid-19: People under 50 who are in good health and were diagnosed with coronavirus within the past six months will be considered ‘fully vaccinated’ with just one dose of any mRNA vaccine

(抜粋)50歳未満で健康な人や、過去6ヶ月以内に感染している人は、フル・ワクチン接種は考えた方が良いです。mRNAワクチンに関しては1回の接種だけに。

People under 50 who are in good health and were diagnosed with coronavirus within the past six months will be considered ‘fully vaccinated’ with just one dose of any mRNA vaccine.

The Government issued the new guidelines today.

 

There are now recommendations that the AstraZeneca vaccine, which has been associated with blood clotting events worldwide, to be given to people aged 50 and older.

(注: その他として、血栓に関連しているとされているアストラゼネカについては、50歳以上に適用とも書かれています。 原文を参照下さい。)

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この記事の背景や根拠が不明ですが、それなりの事由があるのでしょう。ちなみに、mRNA型のワクチンとしてはファイザーとモデルナが該当しています、今のところ。

こうした情報に対して、日本政府や行政の対応は非常に鈍いので、政府の対応を過信することは禁物です。であれば、メディアやジャーナリズムに期待するしかありません。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。

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デンマーク(Denmark 🇩🇰): Denmark to produce COVID-19 vaccines by 2022

2021年4月28日(Wed.)17:00UP  :   デンマークは自国内でのワクチン生産に本腰を入れるようです。(ニュースソース: CPH POST ONLINE  4月27日発 )

<原文の一部>

Denmark to produce COVID-19 vaccines by 2022

 

PM Mette Frederiksen contended that a factory should be established in Denmark to help facilitate the strategy

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Made in Denmark by sometime in 2022 (photo: Pixabay)

April 27th, 2021 11:15 am| by Christian W

Back in 2016, the former government attracted heavy criticism for selling its vaccine capabilities to a Saudi firm.

Now, in the midst of a global pandemic, the Mette Frederiksen-led government wants to rectify that. 

 
 
 

“As everyone can see, read, feel and hear, we need vaccines. So we will have to increase production,” the PM told TV2 News.

“As a result we will aim to produce vaccines against COVID-19 in Denmark in 2022. At that time, all Danes who want it will have received their first vaccinations a long time ago. However, it won’t necessarily be their last.”

Frederiksen underlined that we could be facing a future when everyone will need to be revaccinated.

The plan is for a privately-owned – by a Danish or foreign company – factory to be established in Denmark sometime next year. 

The PM said the decision was made following discussions with Denmark’s potent life science sector.

Immense potential

How much the factory will cost and how many vaccines it will be able to produce was not mentioned.

But the factory is expected to have the potential to produce vaccines against illnesses other than COVID-19.

“It’s about COVID-19 and also potentially looking into a completely new form of vaccine technology and production – which has immense human and commercial perspectives,” said Frederiksen.

In the coming weeks, the government will further investigate the possibilities and enter into dialogue with market players.

After that, a proposal will be brought before Parliament for approval.

(注: 原文を流し読みして下さい。)

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日本でも、ワクチンの自国開発・生産等をもっと強力に押し進めるべきです。現在でも公的資金の投入が行われているようですが、ウィルスの変異が多様化すること等に備え、また、アレルギー反応を克服する為の技術開発も同時並行的に行うべきでしょう。その為には大学研究室等の人材を増やし、公的開発機関での“研究“を持続的・精力的に行える研究開発スタイルを構築すべきでしょう。現状は詳しくは承知していませんが、民間企業のワクチン開発に依存しているように思います。これでは企業の採算を考慮すると、思い切った先行投資や研究体制は萎むことになります。やはり研究レベルは公的機関で税金を投入して、採算を度外視した体制で臨むべきです。

こうした議論を早急に進めるべきで、五輪開催だとか五輪の為の医療従事者確保だとかで揉めている場合ではありません。少なくとも再延期ありきで、それが出来ない理由があるのであれば中止を早期に決定すべきです。何を優先すべきは即判断出来る筈です。それが出来ない政権ならば、国民としては交代していただくしかないと考えます。そして、野党はもっと声を発するべきでしょう。合わせて緊急一時的に連合体制を組むべきです。また、野党分散を意図したかのようなニセ野党や問題発言の多い極右紛いの政党は排除した方が良いと思います。現状のままでは、野党がバラバラで票も分散してしまうことは明らかです。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。

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