ジローのヨーロッパ考・3rd

EUの情報を中心に綴ります。

アイルランド発(datelined Ireland): whether or not to approve the Johnson & Johnson

2021年3月3日(Wed.)16:00UP :   アチコチでワクチン承認手続きが急がれているようです。(ニュースソース: The Liberal.ie  3月2日発 )

<原文の一部>

European health agency will decide next week whether or not to approve the Johnson & Johnson vaccine in Europe

(抜粋)EUは来週中に、ジョンソン&ジョンソンのワクチンの承認可否を決める予定です。

The European health agency will decide next week whether or not to approve the Johnson & Johnson vaccine.

The vaccine has already been approved for emergency use in the United States.

 

If approved, this would be the fourth vaccine against coronavirus to become available in the European continent.

(抜粋)このジョンソン&ジョンソンのワクチンは、既にUSでは緊急使用として承認されているものです。

仮に承認されたとすると、ヨーロッパ大陸としては4番目のコロナウィルスに対するワクチンとなります。

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日本では、まだ二つ目のワクチンの承認審査の途中かと思いますが、他国で先行承認されていて、且つ、一定の実績が認められるのであれば、日本でも緊急使用の特例で認可を急ぐべきでしょう(時間の掛け過ぎを感じます)。何故かと言えば、既に日本国内でも8,000人の死者を数えてしまっているのです。第三波は収まりかかってはいますが下げ止まり感がありますし、エピセンター(震央)の東京は逆転して上昇の気配させ見せています。つまり、再び上昇を続けるならばアッと言う間に死者は10,000人に到達することでしょう。さらに忘れてはならないのは、変異株による感染が神戸や埼玉等で広がりつつあることです。これらが加速要件になる恐れも十分にあるわけです。

一方、首都圏の緊急事態宣言を、予定の3月7日で解除するか延長するかで調整・確認がされつつありますが、忘れてもらっては困ります。単に延長するなど愚策・無策と言えます。延長且つ強力な具体的な対策を追加実施しない限りは、目的を達することは不可能です。具体的には飲食店系をロックダウンするか、または、エリア・ロックダウンするかです、2週間。本来、これは緊急事態宣言すると同時に実行すべきだったのです。日本の政策・施策は間違いだらけです。GoToなど失策に等しい施策にしか見えていません。これで全国にウィルスをばら撒いたのです。エビデンスは数値の上昇が示しています。2020年の7・8月のそれ、10・11月の東京解禁に伴う第三波等が示しています。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。

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