ジローのヨーロッパ考・3rd

EUの情報を中心に綴ります。

アイルランド発(datelined Ireland): ‘vaccination passport’ in the UK

2021年2月8日(Mon.)14:00UP     引き続き、試用中です。さて、UKではワクチン接種のパスポートなるものを発行することが計画されているようです(デジタル化の案も)。 (ニュースソース: The Liberal.ie  2月7日発 )

<原文の一部>

Covid-19: British authorities rule out the introduction of a ‘vaccination passport’ in the UK

British authorities have ruled out the introduction of a ‘vaccination passport’ in the UK.

Other European countries have recently announced plans to introduce a sort of ‘digital passport’ that verifies people’s vaccination status against coronavirus.

Health authorities have confirmed that over 12m people across the UK have received their first dose of one of the available Covid-19 vaccines.

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日本でも類似のシステムが導入されると良いかも知れません。また、接種は毎年のように繰り返される可能性もありますので、繰り返して接種記録が書き込める方式であって欲しいものです。さらに、スマホを持たない高齢者も少なくありませんので、磁気カードタイプか単なるスタンプ方式なども選択出来ることが望ましいと思います。

さて、COVID19に関する報道の中で、医療の逼迫とか、重症者病床の使用率等が語られますが、それだけでなく、入院調整待機者数や自宅療養者数も同時に開示すべきです。後者2者は、そもそも存在してはならないもので、限りなくゼロでなければなりません。仮に、それが無視出来ない数値であるならば、宣言解除などあり得ません。

もう一つ、“自宅療養者“などと聞こえの良い言葉を使っていますが、事情は様々で、中には入院したくても入院させてもらえない人もいるのでしょう。つまり、これでは“自宅放置者“と呼ぶべきです。さらには、こうした人たちに対しては、保健所からの電話対応だけと聞いており、医師による診察や治療等は無いと考えられ、正に、“放置“なのです。せめて、アビガンの投与や、解熱剤等の投与も配達等で行われるべきでしょう。これらが行われていない現実としては、行政の責任放棄と断じるしかありません。そして、これこそ行政に対する罰則を適用すべき事態に等しいと考えるべきでしょう。こうした罰則規定があって初めて公平と言えるのではないでしょうか。状況はそれぞれ異なるかも知れませんが、自宅で急変して死亡した方は、全国で30人近くになっていると報道されていました。これは現代社会に於いて、あり得ない事態です。

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過去の、別サイトの当ブログ: これらは2014年から綴って来たもので、約2,000記事近くになっています。デンマークやドイツでの体験記からスタートしていますので、ご関心があれば読んで見て下さい。

        

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*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。

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