ジローのヨーロッパ考・3rd

EUの情報を中心に綴ります。

アイルランド発(datelined Ireland): UK reports just under 7,500 new coronavirus infections

2021年6月14日(Mon.)16:15UP   :   UKでの新規感染者数ですが、7,000〜8,000人を推移しているようです。一方で、The Guardian紙によると、UKでのワクチン接種率(1回目)は62%+になっており、ワクチン未接種の人々でのデルタ株(インド変異株)感染が一定の割合で広まっているようです。しかし、ワクチン接種が有効であることは専門家が語っているところです。(ニュースソース: The Liberal.ie  6月13日発 )

<原文の一部>

Covid-19: UK reports just under 7,500 new coronavirus infections over the last 24h

The UK has reported just under 7,500 new coronavirus infections over the last 24h.

Official figures say that there have been 7,490 new cases confirmed in that period of time.

 

Health authorities have also confirmed 8 more Covid-19-related deaths.

(注: 原文を読み流して下さい。)

***

日本に於けるワクチン接種率は、全国民の12%+の段階だそうです(昨日)。感染を抑え込むには40%が必要との専門家の意見もありますが、これまでの各国の状況を見ていると、30%ぐらいからその効果が現れ始めると感じています。仮に、PM(菅)が公言した100万回接種・日が連続して実現出来るのであれば、あと24日間で2,400万人。合計して国民の約30%に達する可能性があります。ただし、この追加分の中には2回目接種の分が含まれていますので、正確には半分ぐらいが1回目となりますので、これでも不足となります。従って、より確実なのは48日間で4,800万人、その半分が1回目と解することが出来ますので、これでやっと30%に達することが出来るだろうと予測されます。

と言うことは、48日後は8月の初旬になります。五輪開会式は7月23日、そして、関係者はその2週間前の7月10日頃からは続々と入国してくるでしょうから、その日程前にワクチン体制を整えることは不可能だったと言うことになるでしょう。

唯一の望みは、大規模接種や職域接種等の枠組みが急激に増加し、1日で150万回接種が連続的に実現出来るのであれば32〜35日間で4,800万人が達成可能で、これによって7月18日頃が計算上として現れます。が、これは机上の空論でしょう。

そして、大規模接種をさらに立ち上げるよりも、小規模分散型を多数立ち上げることが有効です。駐車場確保の問題がなく、遠距離移動の必要もない、職場・学園内でのそれぞれの接種を2週間以内に完了させる機動力が欲しいものです。勝負は6月末までに完了を目指すことです。猶予はありません。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。

f:id:eurojiroreborn:20210614154436j:plain

***