ジローのヨーロッパ考・3rd

EUの情報を中心に綴ります。

アイルランド発(datelined Ireland): mandatory quarantine for people returning from abroad

2021年3月22日(Mon.)14:35UP :   ドイツのCOVID19に関する規制が厳しくなりそうです。海外から戻った人々の隔離措置の義務化が検討されています。(ニュースソース: The Liberal.ie  3月21日発 )

<原文の一部>

Covid-19 alert: Germany is reportedly considering the imposition of mandatory quarantine for people returning from abroad

(抜粋)伝えられるところによると、ドイツは海外から戻った人々の隔離の義務化を検討しています。

Germany is reportedly considering the imposition of mandatory quarantine for people returning from abroad, it has emerged today.

The move comes amidst a rapidly deteriorating pandemic situation in the country, with the number of new cases increasing to levels where the hospital system will soon become ‘overstretched,’ according to local authorities.

 

Covid-19 is once again resurging across the continent and elsewhere, while vaccinations are not expected to make any significant impact for several months yet.

(抜粋)こうした動きは、ドイツでのパンデミックの状況が急速に悪化していて、新規感染者が増大し、医療関係が間もなく逼迫するだろうとの当局の判断に依るものです。

COVID19はヨーロッパ大陸やその他の地域どこでも再び急上昇しており、さらには、ワクチン接種が数ヶ月経っても著しい効果を示していないからでもあります。(意訳)

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ワクチン接種による効果については、一定の成果が出ているのだろうと思っています。それはイスラエルで顕著であり、さらには、接種率が40%を超えたUKの新規感染者数が4〜5千人レベルを推移していること、また、USも3万人台の数値を出す日もあるぐらいに減少して来ている事実もあるからです。

しかし、毎日チェックしている各国の新規感染者数等からすると、日本国内で検討されてきて五輪は海外からの観客は無しにすることに決めたと報道されていますが、世界の状況はあまり報道されていません。逆に、世界の情勢を鑑みるならば、こうした決定以前に、先ずは2022年まで再延期、そしてその時点で世界が収束(終息)出来ていなければ“中止“の判断が妥当でしょう。

にも拘らず、関係者の判断は遅いし間違っています。前述のような判断を早期に下すべきです。そうすれば、混乱も最小限に抑えることが出来るでしょう。中途半端やグズグズ・ノロノロ・どっち付かずの姿勢を続けることは、正に、今のコロナ対策やGoToに対する中止判断の遅れなどにも共通することです。この為に、いかに多くの人々の犠牲を出して来ていることか、今日現在で8,800人以上の死者を出してしまっているのです。

何れにしても、世界情勢を見よ! です。島国日本の都合だけで判断するな! です。そして、しばしば感じること、“元号“でニュース等が語られることが多いのですが、例えば、“平成7年の・・・“と言われても、何年前のことだ? と頭の中で計算をしなければならないのです。そうではなくて、良い悪いではなく、今や西暦で統一して扱うべきです。そして皇室が絡むような事柄については元号で扱うのも良いでしょう。しかし、並記として西暦も書き記すことが万民の為になると思います。こうしたこと一つ、疑問に感じないとすれば、それは島国日本に埋没している証拠です。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。

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